


巻き爪治療について
今回の教えてドクターは『巻爪治療』について!

編集部:今回は巻爪について詳しく教えてください。「巻き爪で足が痛いんだ〜」という知人に会い、しのはらクリニックさんが巻き爪矯正の治療をしていることを教えてあげました。そもそも、巻き爪とは?どのような症 状でどのように治療をするのでしょうか?

そもそも巻き爪というのは正式な病名ではなく、陥入爪、爪甲鈎弯症、湾曲爪など形態によって病名が変わります。今回はわかりやすいように巻き爪という名前に統一してお話をします。
巻き爪とは手足の爪の先端が内側に湾曲してしまう状態のことを言います。その結果爪が指の皮膚や肉に食い込んでしまい痛みや出血、化膿など様々なトラブルを引き起こします。さらにその状態を放置して悪化させると靴を履くことも歩くことも難しくなります。当院では手術による治療と、ドイツ製のB/Sスパンゲという特殊なプラスチックプレートを使った治療を行っておりますが、今回はスパンゲを用いた治療についてご説明いたします。

はい、よろしくおねがいします。

変形した爪の表面を整えてスパンゲを特殊な接着剤で貼り、その力で爪を引き上げて矯正していきます。矯正する力は1ヵ月ほど続きますので、症状にもよりますが月に1回程度の貼り換えを3~6回ほど行って治療していきます。爪が食い込んで痛みがある場合には、スパンゲを貼った直後から痛みが軽減することもあります。スパンゲは薄く目立たないので普段通りの生活が可能です。
また、巻き爪は一度治療しても再発することがあるので予防も重要になります。

知らず知らず巻き爪の予備軍になっているかもしれませんね。巻き爪の予防方法があれば参考にしたいと思います。

巻き爪は足の形や歩き方、靴の選び方などのほか、爪の切りすぎでも起こります。爪の白い部分は切り取り線ではありません。すべて切り取ってしまうと切り過ぎになるので注してください。先端と両脇を同じくらいの長さにそろえるスクエアカットで切ると切り過ぎを防げます。また、やすりで削って長さをそろえるというのも切り過ぎを防ぐには有効です。爪の切り方や道具の選び方の指導も行いますのでお困りの際はご相談ください。また、巻き爪治療については予約が混みあってご迷惑をおかけしておりますが、クリニックで提携している巻き爪治療専門の仙台巻き爪矯正院が9月8日に新たに登米巻き爪矯正院をオープンすることとなりました。それに先立って6日、7日にプレオープンを行います。仙台の治療院から寺建院長もいらっしゃるそうなので治療の相談だけでもぜひお問い合わせください。


登米市迫町に新オープンなんですね。

これからは出血や化膿しているなど症状がひどい場合はクリニックで初期治療を行い、落ち着いたのちに登米巻き爪矯正院で治療するという新しい選択肢ができます。お互いに役割分担をすることで、これまでより多くの患者さんに治療を提供できるようになりますので、予約の日時が合わずに治療を断念していた方や治療をためらっていた方も是非ご相談ください。

それからM22を使った美容料金を知りたいという読者さまからのお問合せが多いのですが
クリニックの公式ホームページの料金表を参考にしていただきたいと思いますので、そちらも院長のほうから詳しく教えてください。

M22については初回のみ診察料がかかりますが、その後は治療費だけとなっております。詳しい金額はホームページに掲載されておりますのでそちらをご参照ください。
顔の施術のみ初回はお試し料金で治療を受けられます。その後は治療のたびに料金をお支払いいただくことも可能ですが、お得な5回と6回のパック料金を用意しております。シミ取りや美白だけではなくアンチエイジングに大きな効果を発揮する治療器ですのでなるべく長く続けていただくことをお勧めします。
先月ご案内した痩身の治療器についてクリニックへの搬入が完了し、現在スタッフへのトレーニングを行っております。準備が整い次第改めてご案内しますのでお楽しみに。
クルスカでボディデザイン!?
今回の教えてドクターは『最新のやせる治療・クルスカ』について!
暑い夏が過ぎて過ごしやすい秋がやってきたなぁ〜と感じる今日この頃ですが、今回は以前から楽しみにしていた新しい医療痩身の治療器のお話を篠原院長に詳しく伺ってきました!
編集部:先生、医療痩身の治療機の導入から一ヶ月。いよいよ10月からクリニックの 施術が開始されるとお聞きしました。 まちナビ読者さんに新しい治療器のご紹介をお願いします。

院長:今回当院で導入した医療痩身の治療機はクールスカルプティング(クルスカ)という脂肪を減らしてボディラインをデザインする医療痩身の治療器です。

えっ?ボディラインをデザインですか?


分かりづらいかな?ざっくり説明しますと、クルスカは狙った部位の脂肪を4℃まで冷却して、皮膚や筋肉などのほかの組織にダメージを与えずに、脂肪細胞だけを確実に自然死さます。自然死した脂肪細胞 は体の自然な作用で体外に排出されるんです。ですから狙った部位だけという部分痩せが可能なんです。

冷却して脂肪細胞をなくす・・・というイメージでしょうか?


そうですね。これまでの痩身治療はメスや注射を用いたりするため、体に多少なりとも跡が残ったり様々なリスクが伴う侵襲的治療が一般的でしたが、クルスカは体に傷をつけることなく脂肪細胞を減少させることが可能です。確実な効果と安全性を両立し、その効果を厚生労働省も認めて承認を与えている治療器なんです。


これまでの痩身治療とはまるで違った新しい治療器なんですね。

同様の効果をうたった治療器は他にもありますが、厚労省が承認を与えた痩身の治療器はクルスカだけです。通常ダイエットや運動療法では脂肪細胞を小さくすることによって減量していきますので身体の中の脂肪細胞の数は変化しません。そのためいったん縮んだ脂肪細胞がまた大きくなるとリバウンドになってしまいます。また、部分的に痩せることも難しく、痩せたけどなんとなく貧相な体になってしまうといったことも起きてきます。しかし、クルスカは脂肪細胞の数そのものを減らしますので、これまでと同じ生活を続けていてもリバウンドの心配が少ないうえに、治療後も無理なく体型を維持することが可能です。


苦しい思いをしてダイエットが成功したとしても、ほとんどリバウンドしてしまう現状しか思い浮かびませんでしたが、お話を伺っただけで想像以上に効果が期待できそうですね。

海外ではすでに80か国で導入されており、マライア・キャリーやブラッド・ピットなどのハリウッドスターや海外セレブなどにも愛用されているんです。

益々・・・すごい治療器なんですね(汗)

しのはらクリニックではクルスカを2台同時に導入しましたので、2か所を同時の施術ができます。東北地方でクルスカを2台持っているのは当院だけですので、他では受けられない短時間で効率的な治療をぜひご体験ください。ただし、理想とするボディラインになるための治療部位や価格、治療時間などについては、実際に体型を確認する必要があります。お電話でのお問い合わせには対応いたしかねますのでご注意ください。

先日私のボディラインも診てもらいましたが、自分の気になっていた部分とボディラインを整えるために必要な治療部位が違っていてビックリしました。まずはカウンセリングに伺ってどのような自分になりたいか相談ですね!本日はありがとうございました。

クールスカルプティングで治療を受けながら、これまでご愛顧いただいているフォトフェイシャルM22やヒアルロン酸注射、ボトックス注射などの治療を同時に受けていただくことも可能です。全身をトータルで美しくするご提案もできますのでぜひご利用ください。
なお、まちナビでも記載がある通り、ご本人のなりたいボディラインのイメージと治療が必要な部位が必ずしも一致しないことがあります。実際にボディラインの確認をしなければ料金も含めた治療の提案ができません。ですので、必ずご来院いただきカウンセリングを受けていただく必要があります。
電話では治療部位や料金などについて正確なお話しができないので、電話でのお問い合わせには一切お答えしておりませんのでご注意ください。
ボディ・コントゥアリング 治療について
今回の教えてドクターは『最新のやせる治療・クルスカ』について!
篠原院長の おしえて!ドクター 今回は「ボディ・コントゥアリング 治療について」

編集部:あっという間に今年もカレンダーが残り2枚になりました。暦の上では立冬からと言われる季節の大きな節目。編集部ではまちナビ読者さんが気になっているしのはらクリニックさんの新しい医療痩身の治療について深掘りしてきました。
10月号でご紹介した「しのはらクリニックさんが導入したボディ・コントゥアリング治療(医療痩身)のクールスカルプティング(クルスカ)」美容に興味のある宮城県北の皆さんの反応はいかがでしょうか?気になる部位の脂肪を減らして、ボディラインを美しく整えるという治療法。治療可能な部分を教えてください。
10月号でご紹介した「しのはらクリニックさんが導入したボディ・コントゥアリング治療(医療痩身)のクールスカルプティング(クルスカ)」美容に興味のある宮城県北の皆さんの反応はいかがでしょうか?気になる部位の脂肪を減らして、ボディラインを美しく整えるという治療法。治療可能な部分を教えてください。

院長:当院では治療部位に合わせたアプリケーターを3種類用意してありますので、左の図で示したすべての部位の治療が可能です。特にももはダイエットや運動療法でも脂肪が落ちないといわれており、この治療器が最も確実に効果が出ます。


怖がりの私は治療の際の痛みが気になります。

肪を吸引して冷却しますが、吸引による痛みはありません。冷却し始めて5分くらいは冷たくてしびれたような感覚がありますが、その後は感覚がマヒして痛みやしびれは感じません。治療直後の皮膚は冷えて赤くなっていますが数分で元に戻ります。2〜3週間治療部位の感覚が鈍いような感じやしびれたような感じが続きますが時間が経つにつれて元に戻ります。

治療の効果は?

アプリケーターという治療器の先端で吸引した脂肪の体積のうち20%の量を確実に減少させます。当院で行っているヒアルロン酸注射では1~3㏄程度のわずかな量でお顔の印象が劇的に変わるので、アプリケーターの体積の20%とというのはかなりの変化量になります。 冷却された脂肪は自然死しており、身体の生理的な作用によって体外へ排出されます。治療後1か月を過ぎると効果を感じ始めることができ、2ヶ月ほどで全て体外に排出されます。

安全性や副作用はどうでしょうか?

安全性に関しては厚生労働省も認めて承認を与えた治療器なのでご心配なく。最近同様の効果をうたった治療器を美容雑誌などで見かけますが、他の治療器との違いは温度の制御機能にあります。冷却が強すぎると凍傷になりますし、冷え切らないと効果が出ません。皮膚や他の組織にはダメージを与えずに脂肪だけをしっかり冷却できるよう冷却の温度を制御しているので副作用の心配もほとんどありません。

複数回の治療は可能ですか?

同じ部位に対しては2回までが上限ということになっています。ただし、脂肪がなくなればきれいなボディラインになるというわけではなく、女性であればウエストのくびれ、男性であれば逆三角形などラインを整えるためには脂肪を残した方がきれいに見える場合もありますので、どのように見えるのが理想的かをカウンセリングの際にご説明して治療回数や部位を提案します。

ボディラインをデザインするためのクルスカを使用した医療痩身の治療。さらに脂肪を減らすメカニズム! まだまだ知りたいです。理想のボディラインをデザインする「ボディ・コントゥアリング治療」必見ですね!

7月にはスタッフとともに東京に研修に行き、この治療がより効果を発揮する為に クリニックでも何度もトレーニングを積んできました。 地域に「あったら良いな」が実現していけたら良いなと考えています。 スタッフもすでに体験済みのこの治療。ご興味のある方は一度ご相談ください。


先日私のボディラインも診てもらいましたが、自分の気になっていた部分とボディラインを整えるために必要な治療部位が違っていてビックリしました。まずはカウンセリングに伺ってどのような自分になりたいか相談ですね!本日はありがとうございました。

クールスカルプティングで治療を受けながら、これまでご愛顧いただいているフォトフェイシャルM22やヒアルロン酸注射、ボトックス注射などの治療を同時に受けていただくことも可能です。全身をトータルで美しくするご提案もできますのでぜひご利用ください。
なお、まちナビでも記載がある通り、ご本人のなりたいボディラインのイメージと治療が必要な部位が必ずしも一致しないことがあります。実際にボディラインの確認をしなければ料金も含めた治療の提案ができません。ですので、必ずご来院いただきカウンセリングを受けていただく必要があります。
なお、まちナビでも記載がある通り、ご本人のなりたいボディラインのイメージと治療が必要な部位が必ずしも一致しないことがあります。実際にボディラインの確認をしなければ料金も含めた治療の提案ができません。ですので、必ずご来院いただきカウンセリングを受けていただく必要があります。
電話では治療部位や料金などについて正確なお話しができないので、電話でのお問い合わせには一切お答えしておりませんのでご注意ください。
地域に寄り添うクリニックについて
今回の教えてドクターは『地域に寄り添う クリニック編』

編集部:先生、2018年ありがとうございました。本来、しのはらクリニックさんが目指す「地域に密着した医療」としてのひとつとして様々な催しを開催され、新しいことに取り組み、先生やスタッフの皆さんにも大きな変化があった一年だったように思われます。

院長:先日、日頃から当院をはじめミリオン薬局やさかき接骨院をご利用いただいている地域住民の皆様へ感謝の気持ちとささやかですが地域活性の思いを込めて健康フェアを開催しました。たくさんの地域の方たちにお越しいただき大盛況のうちにイベントを終えることができました。 参加者の皆様からは『楽しかった』、『来てよかった』というお話をたくさん伺うことができ、大人から子供まで楽しんでいただけたようです。 今後も地域の皆様が参加できるようなイベントを定期的に開催したいと思いますので、今回は参加できなかった皆様も次回にご期待ください。また、進行に関して不行き届きもあったことと思いますが、反省点として今後の企画に生かしていきたいと思いますのでご意見などあれば受診の際などにお伝えいただければと思います。


自分たちが住んでいる医療機関での、健康フェアのような催しはとても嬉しいと思います。毎年楽しみに待ってもらえる町のお医者さんは、まるでサンタクロースのようですね。


まさに、季節的にクリニックからのクリスマスプレゼントのような感じで和やかな時間でした。 さて、この原稿を執筆している12月中旬の時点ではインフルエンザや胃腸炎などの感染症は少ないようですが、今後さらに気温が低下してくると感染症の流行も気になるところです。手洗いやうがいを徹底して感染予防に努めてください。

一年の中で一番人が大移動する季節ですね。今年の冬は気温の差が大きく、健康管理にはいつも以上に敏感になっています。

そうですね、空気が乾燥してきており、皮膚の乾燥やかゆみなどの症状にお困りの方も増えてきております。クリニックで取り扱っているラロッシュポゼから乾燥やかゆみ対策の新商品も発売されております。待合いにテスターを用意しておりますのでぜひお試しください。 さらに、年末年始と何かとお出かけや飲食の機会が増える時期だと思います。冬にため込んでしまったその脂肪、何とかしたいという方にはクールスカルプティングによる痩身治療をお勧めしております。効果が出るまで2〜3カ月かかりますので、暖かくなって薄着になる時期に向けて今の時期から治療を始めるのがお勧めです。

暴飲暴食を避け、美容と健康を意識して新しい年を迎えたいですね。先生からまちナビ読者さんへ新年にむけて一言お願いします。

今年も一年間地域の皆様に支えられて日々の診療を行うことができました。新しい美容治療やイベントの開催などの取り組みをしてはおりますが、根本的なところは皆様が健康で過ごせるよう医療を提供することが責務と考えて日々診療に取り組んでおります。これからも皆様が安心してこの地域で暮らしていけるよう尽力してまいりますので新年もしのはらクリニックをよろしくお願いいたします。
インフルエンザ 美容治療編
篠原院長の おしえて!ドクター インフルエンザ 美容治療編

編集部:先生、二月は暦の上では春といわれていますが、東北に住む私達にとっては、やはり冬本番で、春はまだほど遠く感じます。

院長:寒い日が続きますが今年は雪が降らないのが幸いです。 年が明けていよいよインフルエンザの患者さんも増えてきております。インフルエンザは飛沫感染といって咳やくしゃみなどで周りにとんだ唾液などから感染が広がります。マスクの着用や手洗いうがいなど感染には十分ご注意ください。また、予防接種は症状の軽減や感染拡大の予防が主な目的です。予防接種を受けていても感染してしまうことがありますのでご注意くださいね。 また、季節柄かゆみや乾燥などお肌のトラブルも増えております。お肌や粘膜を正常に保つ栄養素の一つに亜鉛というものがあります。亜鉛が不足すると味覚障害やお肌のトラブルが出てくることが知られておりましたが、これまでは食事から摂取するしか亜鉛を補う方法がありませんでした。亜鉛が多く含まれている食品として有名なものは宮城の名産でもあるカキですが、年中食べられるものでもないし毎日食べるのもちょっと難しいですよね。昨年から亜鉛欠乏で使用できるようになった薬剤がありますので、味覚がおかしい、口の中や肌が荒れてなかなか良くならないなどのお悩みがあればご相談ください。



たしかに!カキは海のミルクと言われるほど栄養素があることは皆さんごぞんじかと思いますが。その栄養素が亜鉛なんですね。好き嫌いもありますし節のものですから薬剤で補うことができれば助かりますね。肌トラブルの他に、クリニックで行っているボトックスやヒアルロン酸注射にM22!編集部もよく知り合いに聞かれるのですが、美への意識は年齢性別関係なく、興味があります。



先日髪を切ってもらいながら見ていた雑誌に仙台の美容クリニックで行われているヒアルロン酸注射の記事が掲載されておりました。 雑誌にも出ておりましたが、ヒアルロン酸やボトックスなど美容治療で使用される注入系の薬剤には、厚生労働省が効果と安全性を確認して承認を与えているものとそうでないものがあります。当院で使用している薬剤は雑誌に掲載されていたものと同じで、厚生労働省からの承認を受けたものを使用しております。仙台と同じ治療がお住まいの地域で受けられるメリットをぜひご利用ください。治療の料金は承認薬剤なので、そうでないものと比べると多少割高になりますが、大切なお顔や体に使用するものなので、確かな効果と安心安全なものを選ばれた方が結果的によりご満足いただけると思います。

ほうれい線に悩む編集部も今年はチャンレンジしてみようかな(笑)美容医療は今年もまちナビ読者さん必見です。先生、今月もありがとうございました。まちナビ編集部
篠原院長の おしえて!師長さんが骨粗鬆症 マネージャー資格取得編
篠原院長の おしえて!師長さんが骨粗鬆症 マネージャー資格取得編

編集部:先生、三月ですね。もう気持ちは春ですが季節の変わり目の毎日の生活の中での注意点など今月もよろしくお願いします。 先日師長さんが骨粗鬆症マネージャーという資格を取得したと伺いました。何か新しい取り組みが始まるのでしょうか?

院長:以前からクリニックでは骨粗鬆症の治療に力を入れて取り組んでいました。その中でまだまだ骨粗鬆症について一般の方たちの理解が得られていないことも多いなということを日々感じておりました。そこで師長が骨粗鬆症マネージャーという資格を取得して、今までよりもさらに地域の皆様に骨粗鬆症について理解を深めてもらい、治療につなげていけるよう取り組んでいきます。



骨粗鬆症マネージャーという資格があるのですね。高齢化が進んでいる日本、普段からの何気ない生活の改善点など適切なアドバイスをいただけることは心強いですね。

これまで登米市内だけではなく県北地域全体でも骨粗鬆症マネージャーの資格取得者はおりませんでした。また、全国的に見ても病院勤務、特に整形外科で働いている看護師さんが資格を取得していることが多いようで、整形外科ではなく、一般の内科のクリニックでというのはまれなケースのようです。 一般的に整形外科病院では骨折のために病院を受診されるので、骨折をしたことがきっかけで骨粗鬆症を発見されることが多くなります。しかし、当院の場合は地域のかかりつけ医という利点を生かして、骨折が起きる前から骨粗鬆症を発見し、治療を行うということに取り組んでおります。骨折をさせないことこそが、地域の皆様の健康長寿に貢献できるのだと考えております。

全国的に骨粗鬆症予防は各自治体でも力をいれているようです。治療の前に予防という意識が大切ということ?

そうですね。なぜ骨粗鬆症になるのかということについては来月さらに詳しくお話したいと思います。

両親、もちろん自分自身にもあてはまること、詳しいお話を楽しみにしています。それから時期的にはインフルエンザも気になるところですが全国ニュースでは麻疹の患者さんが出たという情報を最近よく見かけます。少し前に騒がれた風疹なども含め、子供のころの予防接種歴が確認できない、これから子供が欲しいがどう対処したらよいかわからないなどという話をよく耳にします。

感染者数の推移を見るとインフルエンザは峠を越えて落ち着いてきたようですね。それでも流行が終わったわけではないので十分ご注意ください。 さて、風疹に関しては妊婦が感染すると先天性風疹症候群という子供に難聴などの障害が残ることで一時話題になりました。当院でもこれから妊娠希望があり夫婦で予防接種を受けに来る方が時々いらっしゃいます。また、麻疹は空気感染といって患者さんと同じ空間にいるだけで感染してしまうほど感染力が強く、感染するとほぼ一00%発症します。予防接種は年齢と性別によって2回接種、1回接種、全く接種していないという3つのパターンがあります。また、予防接種は時間が経過すると効果が弱まってくることもあります。現在、国の対策として全く接種をしていない人を対象に抗体検査や予防接種について助成を行う用意をしておりますが、感染を心配されるのであれば、費用は掛かりますが助成が始まるのを待たずに予防接種を受けることをお勧めしております。そして、このような心配を将来しなくてもよいように子供たちへの定期接種をしっかり行うことも重要になってきます。

テレビのニュースでも、かなり大きくとりあげられていますので、早め早めの対応が必要ということですね。 だんだん暖かくなってきて学校の卒業や入学などこれから外出の機会も増えてきます。新生活がスタートするこの時期に美容で気をつけることのアドバイスをお願いします。

少しずつ日も長くなってきており、外出が多くなると思います。当院で取り扱いしておりますラロッシュポゼのBBクリームは紫外線だけでなく、この季節気になる花粉からも大事なお肌を守ります。季節の変わり目でお肌がデリケートになるこの時期に是非お試しください。 それから、学校行事などで人前に出る機会がある場合にはこれまでも大変反響をいただいているフォトフェイシャルM22やボトックス、ヒアルロン酸などの注入系の治療もお勧めです。今の時期に施術を受けておくと年度末や年度初めころには自然な状態に落ち着いていると思います。 また、夏に向けて体型で気になるところがあるけれどもなかなか自分の努力では解決できないという方はクールスカルプティングでの治療をお勧めします。こちらも効果が出るのに2ヶ月ほどかかりますので、今から治療を始めると着ているものが薄くなるころにちょうど効果が出ているという具合になると思います。


仰せのとおり(笑)特に女性は学校行事やイベントにあわせて○月までには○キロ痩せて、この服を着たい!顔のたるみをとりたい!などなど悩みはつきものです。 M22で解消できるように一歩踏み出したいところです。今月もありがとうございました。
おしえて!ドクター 日焼け対策について!
おしえて!ドクター 日焼け対策について!
紫外線と日焼けの体質について教えていただく、志藤光介(しどう こうすけ)先生は、 平成24年に東北大学医学部を卒業後、平成26年から東北大学病院 皮膚科に入局。さらに東北大学 博士課程で研究を進めている「皮膚のスペシャリスト」です。ゲノムによる未来型医療を築いて東日本大震災被災地の復興に取り組んでいる東北大学 東北メディカル・メガバンク機構の協力のもと遺伝子と体質の関連について研究されています。

クリニックのある宮城県登米市地域では、紫外線を受ける機会が多いんですが、皮膚と遺伝子の関係を研究された結果を教えていただけますか?

宮城県約5千人、岩手県約5千人の遺伝子情報と日焼けの体質をゲノムワイド関連解析した論文が、米国研究皮膚科学会誌に掲載されました。

どのような研究内容でしょうか?

昔から、肌が白い人が紫外線にあたっても肌が赤くなるだけで、黒くならない人たちがいますね。肌には、メラニンという紫外線を吸収する物質があり紫外線のダメージから肌を守ってくれています。たくさん日焼けをするとメラニンの量が増え、メラニンは黒いため肌が黒くなったように見えます。しかし、メラニン産生が少ない【日焼けしにくい白肌】の場合には、紫外線にあたったときに肌が赤くなるだけで黒くならない人達がいます。篠原看護師長はどちらのタイプですか?

赤くなって黒くなります。

はい、日本人の肌には日焼けのしやすさから・Ⅰ型 白肌で赤くなるが黒くならない人・Ⅱ型 中間の人・Ⅲ型 褐色から色黒肌で赤くならずに黒くなる人という3パターンの体質があると昔から言われています。 今回は、震災復興事業の東北メディカル・メガバンク計画の一環で、宮城県約5千人、岩手県約5千人の遺伝子情報と、この日焼けに関する体質を研究させていただきました。 日焼けして【赤くなるが黒くならない】いわゆる白肌の人たちの一部に、メラニン産生に関わる遺伝子で眼白皮症の原因遺伝子の一つであるOCA2遺伝子にごくわずか、たった一つの違いがあることがわかりました。 いままでは、日焼けと皮膚がんはなんとなく語られてきましたが、このひとつの遺伝子の違いが皮膚ガンと関係していることがわかってきました。 皮膚がんにはいくつか種類がありますが、有名なものはご存知ですか?

えーと、悪性黒色腫!? 足の裏にできるとか・・・テレビで・・・

そうですね。テレビでも有名になりましたね。ほくろのガンとしては気をつけなければいけませんよね。ただ足の裏だと日焼けしやすい場所ではないので日焼けとの関連はまだわかっていないんです。 実は、顔や手背などの紫外線によく当たる部位にできる日光角化症が皮膚がんの代表的なもので、日焼けとの関係がとても強いのです。 そこで、農作業やスポーツなど紫外線にあたる時間が長い場合、気をつけてほしいのです。 日光角化症の調査では、大阪と沖縄の発症数を比べると4倍の差があり、 やはり紫外線にあたる量が関係していると言われています。また、二〇一四年山形大学の発表では、今回見つかったOCA2遺伝子のわずかな遺伝子変異があると日光角化症に3倍なりやすいというデータがあります。ですので、子供さんのころから日焼け止めが必要です。すぐガンにはならないんですが、紫外線によるダメージが蓄積されていきます。 そして50代・60代になって日光角化症になる。というケースにつながりますので、早期からの予防が大切です。

ということは、赤ちゃんが生まれてから大人になるまで、ずっと紫外線を浴びる合計が問題なんですね? 子供の頃からも、大人になってからも、日焼け止めをしなくてはいけないわけですね。

そうですね。特に肌の白い人達は日焼け止めをつけたほうがいいです。 そして塗り方が大切なんです。1回で済ませたい気持ちもわかるんですが、汗で流れたり、タオルで拭いてしまったりしますので、3〜4時間に1回塗り直してください。

今までの感覚ですと、女性が美容のために日焼け止めを塗るもの。と思っていましたが、これからは、小さい子からお年寄りまで、皮膚の健康のために日焼け止めを塗ることが大切なんですね。

日光角化症が発症した場合、腕や顔など紫外線があたった場所に、いくつもできてしまうことが多いんです。 日焼け止めによる予防は本当に大切です。

しのはらクリニックでは、美容の日焼け止めや化粧水などを取り扱っておりますが、 根本的な取り組み方として「健康があって、その先に美容がある」と考えています。 今日は志藤先生のお話を紫外線と日光角化症の関係についてわかりました。ありがとうございました。日常生活の中で日焼け止めに気をつけるのは大変ですが、ライフスタイルに合わせて、さまざまなタイプの日焼け止めを使い分けてもらえるようにクリニックでもみなさんにお伝えしていきます。

【編集部より】 もっと詳しくYouTubeの動画で日焼けのお話をきかせていただきました。ぜひご覧になってくださいね。
8月に気をつけたい熱中症対策!!

編集部:篠原院長、今月もよろしくお願いします。長引く梅雨のまま夏休みに突入しましたね。今の時期に体調管理で気をつけることや、梅雨明け後に急に暑くなった場合の熱中症対策などについてまちナビ読者の皆さんへアドバイスをお願いします。

時期的には手足口病や咽頭結膜熱(プール熱)など夏場の感染症が流行る時期ですが、気温の影響か県内では今のところそれほど流行しているわけではないようです。しかしながら全国的に手足口病が多くなっていることと、天気予報によると少し遅れて暑さがやってくるようなので、これからの流行があるのではないかと注視しているところです。

そうですよね。毎年気になります。

また、急に気温が上がると身体の体温調節機能がうまく働かずに熱中症をおこす危険が高くなります。あまり気温が上がらない影響で普段より服を着こんでいる方が高齢になるほど多く見られます。高齢者は体内の水分量が少なかったり体温調節機能が低下していたりと、もともと熱中症や脱水を起こしやすい状態にありますがこのような天気のときは特に注意が必要です。 低温でお米や野菜の生育が気になるところではありますが、ご自身やご家族の体調管理にも気を付けてお過ごしください。

高齢者のいるご家庭では特に急な変化には十分に気を付けて過ごさなければならないのですね。気温が上がってくると肌を出す機会が増えるので若い世代では美容も気になるところです。

先々月号で志藤先生がお話しされていたように紫外線は皮膚がんの危険因子です。今の時期は特に日焼けをしないように気を付けてください。曇っていても紫外線は降り注いでいますから天気に関わらず日焼け止めを使用することをお勧めします。当院で取り扱っているラロッシュポゼのシリーズには皆様おなじみのBBクリームの他に、子供でも安心して使用できるものやウォータープルーフのものなど用途に合わせた日焼け止めを用意しております。日焼け止めの購入だけでも対応いたしますので興味のある方は受け付けでお問い合わせください。

子供の頃から日焼け止めを塗る習慣を身に着けることが理想ですね。 それから、全国的な問題でもありますが、登米市では高齢化により医療と在宅介護において大きな問題を抱えており、私達の世代もさしせまる問題と認識しております。地域医療や在宅介護の問題点についてお聞かせください。

これについては一言では言い尽くせない問題なので何回かに分けて少しずつお話しさせてください。また、行政判断や経営判断など立場が変われば違った意見もあるかと思いますので、あくまで私見と思ってお読みください。 先日も新聞で取り上げられておりましたが登米市立の診療所の閉鎖や休止が相次いでおります。医師が高齢となり退職した後任の補充ができないことが原因のようです。人は必ず年老いて現役から退かなければならない日が来ます。もちろん私自身も例外ではありません。

いろいろな立場から語られる医療制度ですからね〜。

以前は地方の病院では地元の大学病院のような多数の医師をかかえているところに依頼して、医師を派遣してもらうことで定期的に医師が循環していました。しかし、そのシステムもだんだん立ち行かなくなっているのです。派遣されて来ないのであれば医師のほうからこの土地に携わりたいと思って来てもらうしかありません。そのためにはその土地ごとの魅力をもっと発信する必要がありますし、今よりも魅力ある街づくりをしていく必要があると思います。簡単に解決できる問題ではありませんが住民一人一人が自分のことと思って関心を示し、議論がなされていく必要があると思います。 今月も盛りだくさんな内容となってしまったので介護の問題については次回お話ししたいと思います。

ありがとうございます。今後避けては通れない超高齢化の医療と在宅介護のお話、 よろしくお願いします。
篠原院長のおしえて!ドクター 今月も在宅介護のお話をお聞きしました!

【まちナビ編集部】 篠原院長、今月もよろしくお願いします。夏休みも終わり、収穫の季節が近づき、学校行事、地域行事と9月も忙しい月になりそうですね。 さて先月は登米市の医療が抱える問題について院長のお考えを伺いました。今月は引き続きになりますが在宅介護の問題点についてお聞かせください。

【篠原院長】 介護業界に限ったことではないですが人手不足というのは大きな問題となっています。実際に県内でも施設は用意したのにそこで働くスタッフが集まらずに施設を始められないということが起きています。 また、仙台や仙塩地区で在宅医療を行っていた経験から、登米市の介護事業には特有の問題点があると感じております。それはサービスの選択肢が都会と比べて少ないということです。

そうですよね。気になります。

例えば都会であれば24時間365日ある程度希望したときにサービスが受けられますが、登米市ではサービス提供が日中に限られることが多く、時間的な制約があるのが現状です。結果的に足りない分を家族が補っているので介護負担が大きくなるという事態が起きています。 その他にも制度についての情報提供が不十分なために本来利用できるものが利用できていなかったりすることも時々見られます。

医療、介護の現場でも人手不足が大きな問題になっているのですね。介護をする側が仕事をしている場合もあるので、なるべく家族の負担のないようにサービス利用の情報収集が大切になってきますね。

そうです。そのためには地域包括の相談員さんやケアマネジャー(ケアマネージャー)さんとよく相談してケアプランを立てていく必要があります。また、どのようなプランを立てるかはケアマネジャーさんの力量による部分もありますが、そこにばらつきがあるのも事実です。現在クリニックではケアマネジャーさんたちの知識や考え方を深められるような勉強会を行うべく準備を行っているところです。どこでも誰でも質の高いサービスを受けられるようなるべく環境を整えていきますので少しお待ちください。

介護業界では多職種連携という言葉を耳にしたことがあります。クリニックも連携してもらえると利用する側としてはより安心です。 複雑に感じる制度やそれを利用するための仕組みなど私たちのほうでも勉強が必要ですね。

そうですね。地域性もあるのか、このあたりの傾向としては医療も介護も患者さんの側がまだまだ受け身だということはあるように感じます。医療についてはその進歩はまさに日進月歩です。数年前の治療が今では間違った治療法だったということもよくあります。例えば風邪のときに昔はよく抗生物質が処方されていましたが、現在では厚労省から風邪に抗生物質を処方しないように通知が出ています。

そうだったんですか〜。

日本では風邪に効果がない抗生物質を長らく使用してしまったために、抗生物質が効かない細菌が増えてしまって大きな問題となっているのです。介護の制度も毎年のように変更がなされています。市民の皆さんのほうでも進んで正しい情報を得るよう努めていくことも非常に重要だと思います。

なるほど。自分の身を守るためにも正しく新しい情報に注意を払い自分や家族の健康のためにもこれからは特に気を付けて生活したいと思います。 最後になりますが夏の終わりが近づいてきてこれからの季節に気をつけたい美容のお話をお願いします。

夏に受けた紫外線のダメージは放っておくとシミやくすみなどの肌トラブルになっていきます。当院の美容治療器フォトフェイシャルM22はそんな紫外線ダメージからお肌を回復させてくれる効果があります。紫外線が弱まってくるこれからの時期から治療を始めると今年受けたダメージをリセットして来年の夏を迎えることができるのでぜひご検討ください。 また、M22をバージョンアップしてニキビ治療専用と赤ら顔や毛細血管など赤い病変専用の2種類のフィルターを導入しました。こちらもぜひお試しください。

ありがとうございました。個人的にはこれから着るものが厚くなっていくので体型を整えてくれるクールスカルプティングも興味津々です。
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日本ルミナス社のM22を用いたフォトフェイシャル、シミ取り、脱毛などの美容治療をが可能です。(保険外診療となります。)
月1回程度形成外科医によるほくろやいぼの切除や巻き爪の治療を行います。 保険内治療と保険外治療がありますので詳しくは一般外来にてご相談ください。




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